先日家庭に配布したプリントの一つに、

音楽フェスティバルの出演学年の変更についてのものがありました。

それを配布するずっと前の６月初めに、こんな事がありました。

　

　

ある日、６年生全員が神妙な顔で音楽担当の教員の前にずらりと並び、

「先生に話があります。」と言ってきました。

ただ事ではないその雰囲気に、何事かと心配になりました。

　

「今年もぼくたちを音楽フェスティバルに出させてください。これは、６年生全員の総意です。」

と言うではありませんか！！

理由と問うと、「２年間本当に楽しかった。」「もう一度あの舞台に立ちたい。」

「達成感と充実感を味わいたい。」と、一人ひとりがそれぞれの思いを語ってくれました。

　

一昨年、昨年と経験してきた音楽フェスティバルへの道のりは、長く険しく厳しいものだったはずです。

しかし、そこで成長した自分をさらに成長させるべく、

前向きに、しかもみんなで話し合って積極的に動いたことに、胸が熱くなりました。

　

楠河っ子たちの力は、本当に素晴らしいです。

一つ一つの経験が、子どもたちを変えていくのですね。

　

　

　

「先生、お願いっ！！」

　

　「どうなの！？でれるの？？」

「やった〜〜〜〜！！」