授業力向上研修会
2024年10月4日 10時07分
10月2日(水)、「授業力向上研修会」を開催しました。
講師として、教授法創造研究所(理事長)の椿原正和先生をお招きし、模範授業と講演をしていただきました。他校から9名の先生方も参加してくださいました。
授業は、4年生の国語科「ごんぎつね」でした。より良く学ぶために必要な学習用具の使い方、姿勢、発声、発表の仕方、聞き方、教科書の見方、ノートの書き方などを、理由を示しながら具体的に教えてくださいました。児童は、45分の授業の中で、それらのスキルを身に付けようと真剣に取り組んでいました。
また、何のために「ごんぎつね」を読むのかというゴール(単元目標)を扉ページで確認したり、それを解決するために登場人物の言動から読み取る活動を実践したりしました。児童は、自分の力で目標を設定し、自分の力でそれを解決していくという「学び方」を理解し、授業を楽しんでいました。
講演は、「ゴールを見据えた文章読解の在り方」がテーマでした。データに基づいた具体的な実践例を提示していただき、どうすれば読解の苦手な児童が主体的に文章に向き合えるのか教えていただきました。教師の視点が変われば児童の視点も変わるということに改めて気づかされたので、今後は、更に教材研究や授業準備に励みたいと思います。
椿原先生、そして参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。