修学旅行08
2022年11月10日 20時12分資料館を出た後、原爆死没者追悼平和祈念館に入り、語り部(かたりべ)の方からお話を聞きました。その方は、9歳のときにご両親が被爆されたそうです。ご自分は、集団疎開をされていて無事でしたが、ご両親の原爆症が重かったため、高校にも進学せずに働き、家族を支えたということです。苦労しながらもご結婚してお子様にも恵まれ「生きていくことがやっとだったが、生きていてよかった。」と思えたそうです。さらに、60歳を過ぎてから高校に入学し、大学まで卒業されたということでした。子どもたちは、戦争や原爆の悲惨さを知るとともに、生命の尊さや生きることの意味を感じたことと思います。